2010年10月31日日曜日

[SYRIA]Omar Souleyman

Omar Souleymanはシンガーで、シリアのスターだそうです。



ビロビロビロリーって言ってるのは最初ダブルリードの笛かと思いましたがシンセでした。パーカッション&ベースの薄さがむしろ今風。
アラブ系の音楽でここまで速いのってあまり聴いたことがない気がするのですが、いったいどうしてしまったのか。



これなんか速すぎて南アのシャンガーンエレクトロみたいになってます。(チープさでは負けますが)
あとジャケにまったくスターの風格がないのがすごい。でも当地ではほんとにスターっぽいです。Sonarなんかにも出演していています。



3分台からはじまるシンセドラムの乱れうちがめちゃくちゃかっこいい。

いちおうルーツ的なものはあって、このあたりにあるダブケという伝統音楽を電化したもの、ということらしいのですが、



ぜんぜん違うやんけ、という感想しか浮かびませんね。

2010年10月16日土曜日

[TAIWAN]Taiwanese Aboriginal Song

全然知らなかったのですが
台湾にはポリネシア系の原住民がいるらしく
しかも、音楽がよいです。


この曲が有名らしい。
老人飲酒歌ってあからさますぎるタイトルなので、なんか深い意味があるのかと思ったら
そのまんまの意味だそうです。台湾の原住民の人はお酒好きなんですね。

おじいさんおばあさんも歌ってます。
どっかで聴いたことある曲だなと思ってたら……

ENIGMAがサンプリングしてました。
ちなみに無断だったらしく、モメたそうです。

他にナウいmixの曲だとこんなのが。

2010年10月12日火曜日

[MAROC]Moroccan Tambourine

あのでっかいタンバリン的な楽器の音が聴きたかったので探しました。
Bendirというらしいです。


かっこいい…


基礎編。


アットホームな雰囲気からどんどんエスカレートしていきます。

おまけ

2010年9月3日金曜日

[ROMANIA] Gypsy Brass

ジプシー音楽の回に軽く触れた、ジプシーブラス(ロマブラス/バルカンブラス)です。
ジプシー音楽の速さはそのままに、こんどはブラスバンド編成です。

一番有名なのはFanfare Ciocãrlia。読みはファンファーレ・チォカリーアとかチョカルリアとかそんな感じです。
説明は冒頭でしたとおりなので、さっそく音源をいくつか見ていきましょう。



Esmaとのセッション。Esmaっていうのは大御所女性シンガーで、日本で言うと美空ひばりみたいな感じの人です。たしかまだ存命だったと思いますが。



Serkan Çağrıと。このSerkan Çağrıって人はこの動画で初めて知ったのですが、クラリネット奏者のようです。名前と楽器から察するにトルコ系でしょうか。
いつもはバスドラム(?)がいるだけなのですが、ドラムセットが入ってちょっとビートが効いてますね。

単独の音源にもいいのがたくさんあるのですが、動画にパッとしたのがなかったので興味をもたれた方はRadio Pascaniというアルバムを聴いてみてください。

つづいて、Boban Markovic Orchestra。



セルビアのバンドです。伝統音楽のにおいがするチォカーリアに比べると、なんだかモダンですね。
この曲はブラスもいいのですが、なによりホウ!とかヤー!とか言ってる合いの手が自由奔放な感じで痺れます。

最後に映画音楽から1曲。



これはアンダーグラウンドという映画のサントラで、Goran Bregovicという作曲家の曲。
以前ジプシーパンクの回にご紹介した、エミール・クストリッツァ監督の映画です。
この映画は全編ブラスがブッフォブッフォ言っていて、ジプシーブラス好きにはたまらない映画ですので、興味をもたれた方はぜひ一度見てみてください。

それでは、次回、ジプシーディスコでお会いしましょう!

2010年9月2日木曜日

[CZECH]Female Singers Around 1970

チェコ共和国の1970年頃の女性歌手のポップスを
いくつか集めてみました。
(当時の国名はもちろん「チェコスロバキア」ですが、
ここでは便宜上ラベルを「Czech」にしています。)

全体的に当時のフランスのポップスやシャンソン、
アメリカのポップスの流行を受けて、という印象がしました。
そういったカバーも多いようです。
ただ、聴きまわってると、アレンジが凝っているものも多く、
かなり楽しめました。

・ヴァレリエ・チズマロワ「Léta letí」(1971)

タイトルは「夏ハエ」ってことで目を疑ったわけですけど、
ただの語呂合わせからのタイトル、歌詞付けでしょうか。
歌詞の意味は私にはわかりませんでした。
この曲はカバー曲で、原曲はジョルジオ・モロダー「Looky, Looky」(1969)

・ヘレナ・ブレハロワ「Š Š Š」(1967)

途中までですね。全曲はこちらです。
また、私は見ようと思いつつ未見なのですが、
映画「プラハ!」でこの曲がカバーされたようです。

・ヘレナ・ヴォンドラチコワ「Má tě rád」 (1974)

「彼はあなたのことが好き」というタイトルの曲です。

・マルタ・クビショヴァー「Nechte zvony znít」(1967)

「鐘を鳴らしておけ」という曲のようです。

・ジトカ・モラヴコワ「Stříbrná tramvaj」(1970)

「銀色の電車」というタイトルの曲のようです。

・ジトカ・モラヴコワ「V máji (Margie)」(1972)

詳細不明。当時チェコ国内でヒットしたようです。
全曲はこちらです。

・ズザーナ・ブリアノワ「Máš už jít」(19??)

「あなたが行く」というタイトルの歌。

・ヘレナ・ブレハロワ「V dálce tráva hoří」(1969)

「遠く草が燃える」という曲。

ペトラ・チェルノスカ「Ty jsi ten pravý」(1974)

「あなたのいうとおり」というタイトルの曲。

・ヘレナ・ブレハロワ「Můj táta Jack」(1970)

「ジャック父さん」という曲。

・ミルシェ・ヴォボルニコワ「Talisman」(1973)

「私は特別きれい」と歌っているようです。

最後に、検索途中で見つけた記事で、旧チェコスロバキアの
歌手と政治のこと、歴史的テレビ番組の映像へのリンクなどがこちらにありました。
上記に挙げた歌手も出てきます。参考にしながら楽しみたいと思います。

「more register movement」(菅佐原英二氏)

2010年9月1日水曜日

[USA]Tatanka?!?!

ネイティブアメリカンの音楽を検索してたらゴイスーなものが出てきたので紹介します。


声の力がすごい!!そしてモダン!

さらに関連動画。



このCD欲しいっすね…

2010年8月28日土曜日

[ROMANIA] Gypsy Music

ワールドミュージックに興味があって、速いのが好きならまずこれを聴くべき。ルーマニアのジプシー音楽(ロマ音楽)です。

まずは個人的に好きなバンドから。Fulgerica & The Mahala Gypsiesです。



この辺でいちばん有名なタラフ・ドゥ・ハイドゥークスっていうバンドがいまして、そのお墨付きを受けた若手バンド。という触れ込みで2002年にアルバムが出たのですがその後めっきり名前を聞かなくなってしまいました。

東欧ジプシー音楽の典型的な編成で、歌手、アコーディオン、ツィンバロン(弦を直接、棒で叩くピアノみたいなやつ)、バイオリンなどの弦楽器、クラリネット、太鼓、といった楽器が使われています。

ジプシー民族の分布が広いため、ひとくちに「ジプシー音楽」といっても、インド方面からフラメンコまでさまざまな種類の音楽があります。その中で、狭義で「ジプシーもの」といえばこのあたり、東欧のジプシー音楽を指すことが多いです。

次は大定番、タラフ・ドゥ・ハイドゥークス。



数年前に来日していて、有楽町の国際フォーラムでフリーライブをやっていました。僕は演奏のあとうろうろしているメンバーに声をかけて「よかったよ」ということを伝えようとしたのですが、言葉が通じず。かわりに腕時計を指差して「くれ!」(たぶん)といわれました。あげませんでしたが。
あとさっきまで使っていたバイオリンをその場で売り始めるメンバーもおり、金儲けに感しては皆様かなりしっかりしておられます。

こちらも先のバンドと同じような編成なのですが、今回はちょっと変わった動画を選んでみました。アコーディオン+大合唱です。このねっとりと歌い上げるような歌唱もジプシー音楽の特徴のひとつです。
ジプシー音楽に関する映像としては、このタラフも出ている「Gipsy Caravan」というドキュメンタリーが大変面白いので、気に入った方は一度見てみてください。ツタヤとかにも置いてあると思います。



ちょっと毛色が変わってビートの効いた音になりましたが、Mahala Rai Banda です。なんたってドラムスがいます。あとブラスセクションがあるのも力強い音の一因でしょう。

ブラスセクションといえば、同じルーマニアにジプシーブラス(ロマブラス)と呼ばれるバンド群がいてこれまた速いのですが、それはまた別の機会にご紹介しましょう。

[THAI] Morlam Sing

イーサーン(タイ東北部)の伝統音楽にモーラムというのがあって、それが現代化&娯楽化&高速化したものがモーラム・シンだそうです。



アジアの伝統音楽とは思えない、ほとんどファンクみたいなグルーヴミュージック。
祭のステージなんかで演奏されているようです。露出度の高いお姉さんがいっぱい出てきて踊りながらエロ+グルーヴの2方面から観客の理性のタガをバリバリ破壊していく、というような音楽とのこと。

現場っぽい動画。



普通のアジアのおばちゃんたちがグルーヴの渦に飲み込まれていくという、ワールドミュージックの懐の深さを感じずにはいられない光景です。

この音楽のことは http://shadow-city.blogzine.jp/net/2008/03/post_98c5.html このサイトで知ったので、詳しいことはそちらを見ていただければわかります。(同じページに書いてある江州音頭も相当やばいのでそのうち書きたいですね)

説明を丸投げしたところで、向こうには載ってない動画をもういくつか。



こちらは男性が歌ってる動画。下世話を前面に押し出したような音楽なので、歌い手が全員男性というのは珍しい気がします。

そしてもう1本。



冒頭のタメがすごい!
1分20秒くらいから、そろそろだいぶ聴きなれてきた「コン、コン」が始まります。

ちなみに原型となったモーラムですが、こんな音源がありました。



おまけ。MJの新曲が出たようです。



3:20あたりからのパキパキしたダンスとペラッペラのシンセの組み合わせがやばい!

2010年8月8日日曜日

[JAPAN] Teiichi Futamura

こちらはワールドミュージックとはあまり関係がないのですが,本日行われた当ブログの筆者達による決起集会にて割とウケたので,聴いてみてください。
二村定一という昭和初期(一桁代)のパンク歌手(ぼくは勝手にそう呼んでいます)です。

昭和初期がどんな時代だったかはよくわかりませんが,多分この歌詞は割とやばかったんじゃないかなと思います。
「百万円拾ったらこんなことしたい!」っていう歌なんですがなんかグッと来るし3拍子がまたグッと来る。ゴタクは置いといてどうぞ!

百萬圓 / 二村定一

[THAI] Frosty Thai Mix

Youtubeからでは無いですが,Frostyのタイ音楽ミックスが試聴&DL(もちろんフリー)できます。
めちゃくちゃクール&へろへろです。
ワールドミュージック各位は是非DL&ダンシンを。

http://music.vtechphones.com/audio/3646/

[IRAQ]Kurdish Digital Dance

いちお国名はイラクなのですが、
クルド人居住地域 = クルディスタン の音楽だそうです。

カッコいい!!!!



2010年7月27日火曜日

[SOLOMON ISLANDS]Narasirato Pan Pipers

続けての更新です。いよいよ明後日からFuji Rock 2010開幕となるわけですが,今年もやばそうなの来るみたいなのでそちらを。
ソロモンのナラシラトパンパイパーズです。とりあえず動画をどうぞ。


おそらく公式のプロモかと思われます。すごいパワー&ダンス!これは個人的にとても楽しみです。


すごい!たぶんこの竹で筒状の打楽器がパンパイプっていう楽器なのではないかと思います。
笛入ってますが,明るいガムラって感じでしょうか。フジロック行かれる方は是非!
パンパイパーズで乾杯パーズ!

私事になりますが,フジロック前夜祭から参加予定なので乾杯しましょう。

[SOUTH AFRICA]Shangaan Electro

こんにちわお久しぶりです。私事ですが,4月に神戸から東京に引っ越しました。
今後とも宜しくお願いします。
さて,この間タワーレコードで見つけたんですが,南アフリカで今シャンガーンなるわけのわからん音楽が割とキテるらしいのです。"South Africa New Wave Dance Music"なるうそ臭い触れ込みで世界初のシャンガーンエレクトロコンピまで出てます。
以前ヒロニカさんがSoweto地方ゴスペル音楽を紹介されてましたが,これも悲しいかな嬉しいかなSoweto地方であると思われます。
私も,出来た経緯とかそういうのは全く分かっていないのですがとりあえずアホな雰囲気がぷんぷんしてます。動画をどうぞ


どうですかこのハイスピードピコピコ&アホなダンス。どうやらシャンガーンとこのアホなダンスはセットみたいです。


うーんすごい。大道芸なんでしょうか。


相当ぶっ飛んでます。アホな気配しかしません。この見物人の多さ,女性ダンサーのワケの分からなさ。すごい。


こちらは割と平和で素人な感じがします。


こちら英語で解説っぽいことされてますが私はわかりません。1分27秒過ぎからやばいです。

とりあえずわかったのはシャンガーン踊りは重心を低くして脚をはやく動かすということです。

ちなみに世界初のシャンガーンコンピはこちら

2010年6月12日土曜日

[TIBET] Singing Bowls Music

シンギング・ボウルは金属製の椀の縁を木製の棒で擦ることで演奏されるチベットの楽器です。チベット密教の法具の一つとして知られていますが、ネパール、インド、ブータン、日本などにも同様の楽器が存在します。

椀の内部で反射する音が干渉してうなりを発生することで独特の高次倍音とゆらぎを発します。


ゴングとあわせたもの


グラスハープと同様に、椀の中に水を入れることによって音程を変えることができます。
注ぐほど音が低くなり、またしばらく擦っていると水面近くの水分子が振動して波打つのを見ることができます。

[INDIA]Dhol'n'Brass

今日ご紹介するのは「Dhol'n'Brass」。ドラムンベースみたいな名前ですが、ジャンル名ではなくてイギリスの楽団の名前です。まずは音源をお聴きください。



ノリノリで飛び出してくるおっさんの笑顔がたまらないですね!

dholって耳慣れない名前の楽器ですが、両面太鼓の一種です。バングラ(パンジャビMCみたいなやつ)では必ず使われてるので、音を聴くと「あー」という感じかも。説明のために単体の映像を貼っておきます。



北インドのイメージがありますが、イランなどの中東~トルコあたりでもよく使われるみたいです。日本名はよくわかりませんが、ドラクとかドホルとかでいいんでしょうか。Jの字に曲がったスティックがかっこいいですよね。
で、それにブラスバンドをあわせたのがこの The Dhol And Brass Band 。Youtube見ててたまたま見つけたのですがかなりかっこいいです。最初に紹介した映像はバングラっぽい曲でしたが、こっちはちょっとインド歌謡的。最初の Dhol のブレイク(?)がすごい。



公式サイト見ても営業の案内はあるけど音源の情報はないですね。残念。次の動画はダンサーもいるのですが、なんて楽しそうなダンス!



こういう編成がこのバンド特有なのか、それともインドでよくあるものなのか気になって調べてみたのですが、インドの結婚式の映像を探してみるとけっこうこの手のブラスバンドが出てきます。



この動画自体はカナダで撮影されたもののようですが、「a traditional Indian brass band」って書いてあるので、インドに結婚式でのブラスバンド演奏の風習があるのかもしれません。「Indian wedding brass band」で検索すると似たような映像がいろいろ出てきます。ブログに埋め込みできない設定になってるのですがこれかっこいいです

2010年6月7日月曜日

[CHAD]Baggara music

最近謎の映像ばかりですが今回も面白いです。
アフリカはチャドから収穫。

2010年5月26日水曜日

[FINLAND]Gjallarhorn "Eldgjald"

フィンランドの何だか分からないが非常にカッコいい音楽を見つけました。
何だか分からないので明日また調査します。

[ICELAND]Icelandic Folk

今日はアイスランドの音楽です。

合唱でパッと聴き西洋っぽいんですが全体的に調性が微妙というか適当で不思議感たっぷりです。


謎の楽器。音程も微妙な感じで何なのか気になります。

2010年5月25日火曜日

[PERU]Amazing Drum (Manguare)



巨木から巨大なドラム(Manguare)を作るドキュメンタリー映像を見つけました。
登場するのはアマゾンのShipoboという民族の人たちで、Anisheatiとよばれる女性の成人の義式に使うもののようです。

映像から見るかぎり、作る工程はこんな感じ。
1.巨大な倒木の枝を落とす
2.中身をくりぬき、U字型に加工
3.粘土のようなものを塗りつけ、表面を整える
4.表面にペイントを施す

映像ではこの間にいろいろな場面が挟まりますが、中でも30人近くでひとつのドラムを支える輸送シーンはかなりのインパクト。道中で何か白い液体を飲んだり、ボディペインティングを施したりしているところから、楽器作りからすでに儀式の一環と捉えられているのではないでしょうか。
演奏シーンはちょうど10分頃から始まります。Manguareを寝かせた状態で、U字型の内径部分を木や石でガツガツ叩いています。
Anisheati中に、女性たちは歌や踊りを通して「民族の物語」を学び、Shipoboの民としての自覚を養うのだそうです。

2010年5月24日月曜日

[ALBANIA]

今なにかと話題のギリシャの隣、アルバニア。
かつて社会主義時代に強力な宗教弾圧があったらしく、音楽に影を落としてないか心配ですが音楽イイです。
今日は比較的まともなトラッドっぽい音楽。イスラームの人が多いんですね。


かっこいい…

2010年5月23日日曜日

[JAPAN]SHOMYO

いばらく放置してたんですがまたちょっとずつやります。
日本といえば声明。

宗派によってお経の音程とかのばし方とか鐘の入りとか全然違います。



チルですね〜。

2010年5月17日月曜日

[VANUATU, CAMEROON, PAPUA NEW GUINEA]Water Drum

名前どおり、水をたたいて音を鳴らします。
ピグミーコーラスのフィールドレコーディング音源なんかを聴いてるとよく入っています。



これはバヌアツ(南太平洋上の島国)の動画。これとは別に、ご近所としてソロモン諸島の動画もありました。

よく見ていると、いろんな奏法があることがわかります。
・手のひらで水面を小さくたたく(パタパタ)
・水面を手のひらで強くたたきつける(ジャブ)
・両腕をかまえて水面に沈み込む(ザブン)
・水中から手を振り上げ、水をはねる(バシャ)
・水中の浅いところで手拍子をする(パッ)

これらが、鳴った後の跳ね返りや波の音まで含めて交じり合うことで、ザブザブした音響を作り出しています。



続いて、冒頭にも挙げたピグミーコーラスの動画。これはバカ族(!)、国で言うとカメルーンあたり。ウォータードラムは後半、3:45くらいから始まります。映像がないのでどんなアクションで演奏しているのかわかりませんが、バヌアツとのリズムの違いが興味深いです。

直接手で打たない、楽器を使ったウォータードラムというものもあるようです。パプアニューギニアのイアトムル族のものがそれで、穴を掘って水をため、木柱で打つことで音を出すそうです。秘密の儀式に使うもののようで動画が見つかりませんでしたが、下記のリンクで写真だけは見られます。
http://www.metmuseum.org/toah/works-of-art/1979.206.1627
http://park11.wakwak.com/~imahaku/sub/tenji/papua/setsumei/10.html

あとはまったく別の楽器で、ボウルを伏せて水面に浮かべ、手やマレットで叩く楽器もウォータードラムと呼ばれています。



向かって手前の3つ並んでるのがウォータードラム。ボウルに入れる空気の量で音が変わるそうです。奥の壷みたいなやつは南インドのガタムですね。
こちらはアフリカのどこかの楽器、というくらいしかわかりませんでした(あんまり調べてない)。

2010年2月23日火曜日

[BELARUS]Techno in Beralus


ベラルーシの民族音楽を探していたら
めっちゃいいDub Technoを見つけてしまいました
民族音楽についてはまた後日書きたいです。

2010年2月12日金曜日

[CAXA]Sounds in extreme north

ロシア連邦の北東に広がりまくるサハ共和国。
広いだけあって結構街がありポップスもごろごろ出てくるんですが、この地方の土着音楽はなかなか探すのが大変でした。


おまけ。

2010年2月4日木曜日

[MOLDOVA]Moldovan HIPHOP

政治混乱が多く欧州で最も貧しい国と言われる(今日調べて知った)東欧モルドバ。
ワインがちょっと有名。
そんなモルドバのヒップホップを集めました。


2010年2月3日水曜日

[MORDOVIYA]Far-off Guitar Pop

ロシア連邦には初めて名前を聞く国がいっぱいあるんですが、
中西部のMordiya共和国。(東欧のモルドバではない)
国名で検索しても引っかかる動画が非常に少ない中、
いい音楽がありました。
全部キリル文字で詳細は分かりません…