2010年5月26日水曜日

[FINLAND]Gjallarhorn "Eldgjald"

フィンランドの何だか分からないが非常にカッコいい音楽を見つけました。
何だか分からないので明日また調査します。

[ICELAND]Icelandic Folk

今日はアイスランドの音楽です。

合唱でパッと聴き西洋っぽいんですが全体的に調性が微妙というか適当で不思議感たっぷりです。


謎の楽器。音程も微妙な感じで何なのか気になります。

2010年5月25日火曜日

[PERU]Amazing Drum (Manguare)



巨木から巨大なドラム(Manguare)を作るドキュメンタリー映像を見つけました。
登場するのはアマゾンのShipoboという民族の人たちで、Anisheatiとよばれる女性の成人の義式に使うもののようです。

映像から見るかぎり、作る工程はこんな感じ。
1.巨大な倒木の枝を落とす
2.中身をくりぬき、U字型に加工
3.粘土のようなものを塗りつけ、表面を整える
4.表面にペイントを施す

映像ではこの間にいろいろな場面が挟まりますが、中でも30人近くでひとつのドラムを支える輸送シーンはかなりのインパクト。道中で何か白い液体を飲んだり、ボディペインティングを施したりしているところから、楽器作りからすでに儀式の一環と捉えられているのではないでしょうか。
演奏シーンはちょうど10分頃から始まります。Manguareを寝かせた状態で、U字型の内径部分を木や石でガツガツ叩いています。
Anisheati中に、女性たちは歌や踊りを通して「民族の物語」を学び、Shipoboの民としての自覚を養うのだそうです。

2010年5月24日月曜日

[ALBANIA]

今なにかと話題のギリシャの隣、アルバニア。
かつて社会主義時代に強力な宗教弾圧があったらしく、音楽に影を落としてないか心配ですが音楽イイです。
今日は比較的まともなトラッドっぽい音楽。イスラームの人が多いんですね。


かっこいい…

2010年5月23日日曜日

[JAPAN]SHOMYO

いばらく放置してたんですがまたちょっとずつやります。
日本といえば声明。

宗派によってお経の音程とかのばし方とか鐘の入りとか全然違います。



チルですね〜。

2010年5月17日月曜日

[VANUATU, CAMEROON, PAPUA NEW GUINEA]Water Drum

名前どおり、水をたたいて音を鳴らします。
ピグミーコーラスのフィールドレコーディング音源なんかを聴いてるとよく入っています。



これはバヌアツ(南太平洋上の島国)の動画。これとは別に、ご近所としてソロモン諸島の動画もありました。

よく見ていると、いろんな奏法があることがわかります。
・手のひらで水面を小さくたたく(パタパタ)
・水面を手のひらで強くたたきつける(ジャブ)
・両腕をかまえて水面に沈み込む(ザブン)
・水中から手を振り上げ、水をはねる(バシャ)
・水中の浅いところで手拍子をする(パッ)

これらが、鳴った後の跳ね返りや波の音まで含めて交じり合うことで、ザブザブした音響を作り出しています。



続いて、冒頭にも挙げたピグミーコーラスの動画。これはバカ族(!)、国で言うとカメルーンあたり。ウォータードラムは後半、3:45くらいから始まります。映像がないのでどんなアクションで演奏しているのかわかりませんが、バヌアツとのリズムの違いが興味深いです。

直接手で打たない、楽器を使ったウォータードラムというものもあるようです。パプアニューギニアのイアトムル族のものがそれで、穴を掘って水をため、木柱で打つことで音を出すそうです。秘密の儀式に使うもののようで動画が見つかりませんでしたが、下記のリンクで写真だけは見られます。
http://www.metmuseum.org/toah/works-of-art/1979.206.1627
http://park11.wakwak.com/~imahaku/sub/tenji/papua/setsumei/10.html

あとはまったく別の楽器で、ボウルを伏せて水面に浮かべ、手やマレットで叩く楽器もウォータードラムと呼ばれています。



向かって手前の3つ並んでるのがウォータードラム。ボウルに入れる空気の量で音が変わるそうです。奥の壷みたいなやつは南インドのガタムですね。
こちらはアフリカのどこかの楽器、というくらいしかわかりませんでした(あんまり調べてない)。