2010年5月25日火曜日

[PERU]Amazing Drum (Manguare)



巨木から巨大なドラム(Manguare)を作るドキュメンタリー映像を見つけました。
登場するのはアマゾンのShipoboという民族の人たちで、Anisheatiとよばれる女性の成人の義式に使うもののようです。

映像から見るかぎり、作る工程はこんな感じ。
1.巨大な倒木の枝を落とす
2.中身をくりぬき、U字型に加工
3.粘土のようなものを塗りつけ、表面を整える
4.表面にペイントを施す

映像ではこの間にいろいろな場面が挟まりますが、中でも30人近くでひとつのドラムを支える輸送シーンはかなりのインパクト。道中で何か白い液体を飲んだり、ボディペインティングを施したりしているところから、楽器作りからすでに儀式の一環と捉えられているのではないでしょうか。
演奏シーンはちょうど10分頃から始まります。Manguareを寝かせた状態で、U字型の内径部分を木や石でガツガツ叩いています。
Anisheati中に、女性たちは歌や踊りを通して「民族の物語」を学び、Shipoboの民としての自覚を養うのだそうです。

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