2009年12月31日木曜日

[SOUTH AFRICA]LADYSMITH

南アフリカのコーラスグループ、LADYSMITHです。





2009年12月26日土曜日

[Scotland]Auld Lang Syne

2009年ももうすぐ終わりますね。
年の瀬ということで「螢の光」いきましょう。

「螢の光」はよく卒業式などで歌われますね。
これは旧帝国海軍兵学校の卒業式の慣例から
来ているそうです。

この「螢の光」の原曲となったのは、スコットランド民謡
「Auld Lang Syne (オールド・ラング・サイン)」です。
日本でもそうですが西洋方面でも特に年末になると
演奏されることが多い曲ですね。


要約しますと「友よ、また一緒に飲んだくれよう!」という思いを
歌った歌ですね。
しかし考えてみれば地域も文化も違うところで
とにかく様々にいろんなシーンで演奏されてますよね。

バグパイプの「螢の光」。
キッチンバグパイパー。


from ドイツ。サックス・ソロと多人数。



「螢の光」の原曲はスコットランドの詩人バーンズが
もともと民謡として存在していた曲に新たに詞をつけて改作、
発表しました。

しかしバーンズが詞を付けたのはホントは別のメロディーの民謡でした。
バーンズオリジナル「螢の光」はこんな感じ。


穏やかで優しいメロディーですね。

バーンズの死後、勝手にメロディーが差し替えられたので
バーンズの作品を集めた原典主義の譜面やCDでは一般的な
「螢の光」が「なかったことに」されてる場合も
あるかもしれませんのでご注意を。

ポルスカのオケ&バンド熱い。熱すぎる。

2009年12月19日土曜日

[POLYNESIA]Tahitian Songs

今日はタヒチから、ヨイヨイな感じの音楽。
現地録画っぽいものを集めました!

2009年12月16日水曜日

[KYRGYZSTAN]Kyrgyzstan Grooves, Pops

中央アジアの比較的湿潤な山国、キルギスの音楽です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/キルギス
ポップな音楽の前にまずはこちらをどうぞ。
写真いいですね…前半のフエがゾクゾクします。
んで以下グルーヴィーでポップな音楽です。全部おもしろい!!
次はジャニーズとB系を混ぜたようなPV。
キルギス・ガールズ、アジアンビューティー感高いですね。
ヒップホップ色々は良かったんですがあまり独自色ない感じでした、他にもいいのあるかもしれないですが。

2009年12月14日月曜日

[ITALIA]ITALIAN FOLK GUITAR/SONGS

今日はゆるめでイタリアのフォークソングです。
これは中央アジア公演(...)の映像。熱いパトスを感じます。

なんか途中英語...?

2009年12月12日土曜日

[EGYPT]Egyptian DANCE, HIPHOP

やばい!
まったく未知の世界だった…とにかく良いですね、動画検索でノイズ多いけどいいのかなりある…

おまけ

[EGYPT]Egyptian Traditional Music

歴史の塊のような国ですが案外エジプトの音楽というのは知られてないのでは?
ベリーダンスの方はけっこうお馴染みですね。
演奏してる映像をいくつか探してみました。
タイム感が独特ですね。
ほんとにAncient Egyptの音楽なのか謎ですがめっちゃいい!
かわいい…

2009年11月29日日曜日

[THAI]Thai HipHop

引き続きましてタイのヒップホップです。
ワルの音楽であるところのヒップホップも、この国ではどこか牧歌的な感じになってしまいます。タイ語の響きが柔らかいからでしょうか。
調べてたらおもしろ音源がザクザク出てきたのですが、まずは説明のために、比較的普通なのから貼ります。



全体に女性の声が民謡っぽい発声だから、というのも牧歌的に聴こえる一因かも。



トラックはリズムマシンの音中心でサンプリングが少ない、シンプルな音です。最初、グライムとか意識してるのかなーと思ったのですが、全部こんな感じだったのでこれがタイ流なのでしょう。

ジャンルの紹介はこのくらいで。この先はおもしろ音源集です。



↑ポンチャックのイ・パクサを髣髴とさせるホニャホニャラップ。



↑いちばん好きな曲。PVがとにかく変。なぜか忍者が出てきたりするのもおかしいですが、お姉さんが白くてデカイまつげをバサバサさせるとこで腹抱えて笑いました。映像に気をとられがちですが曲もすごく変でおもしろいです。



↑PVが変シリーズ。衣装の時点でもう笑う。



↑なんで悪そうな格好なのにおもしろくしようとするのか。

2009年11月27日金曜日

[THAI]RCA Disco music

タイのディスコミュージックです。BPM速めで昔のハードハウスみたいなのにそこはかとなく脳ミソ軽そう、という非常に愛すべきクラブミュージックです。



バンコクにRCAという通りがあってそこに「Route66」を筆頭とするディスコ群が立ち並んでおり、そこでプレイされる音楽がRCA Discoと呼ばれている…。とのことなのですが、当方、現地に行ったことはありませんしそのことを調べたのも何年も前なので今どうなってるのかはわかりません。



さっきからなぜ女の子が踊っている動画ばかり貼り付けているのかというと、別に私の好みだからではなくて、ここに貼れる音源の中で最も充実してるアーカイブがこの動画シリーズだからです。というかYoutubeには他にほとんど音源が見当たりませんでした。



4年ほど前にこの辺の音を収集していたときは、soulseekという耳慣れない名前のファイル共有ソフトで「rca dance」のキーワードで引っぱるとザクザク出てきました。今もできるかどうかは不明です。



最近(でもないですが)では真保☆タイディスコさんという方がこの辺の音源でDJされてるみたいですね。気になった方はそちらへ。

あと残念ながらブログに埋め込みできない設定なのですが、この曲がすごくいいのでぜひ聴いてください。
http://www.youtube.com/watch?v=FkoIvvqeF-w

2009年11月23日月曜日

[SPAIN]Xosé Quintas Canella

スペインの古楽(cantiga)を前回紹介しましたが、こちらは古楽器を使った演奏を行うスペイン・ガリシア地方のフォークグループ、Xosé Quintas Canellaの78年に発表されたレコードからの音源です。



ハーディーガーディーやチター等の古楽器が使われており、ボーカルの歌唱法やアレンジ等にもトラッドの影響が色濃く感じられる、大変素晴しい演奏です。

2009年11月21日土曜日

[TAIWAN]Black Metal in Taiwan

今回はかなり趣向を変えて、ブラックメタルです。
しかも台湾の。
どうやらアジアを代表するブラックメタルバンドらしいのですが、
メタル!な音に二胡が突如入ってきたり、背景に提灯っぽいものが多数並んでたりしてアジアンテイストが効きまくってます。
参考:
http://metalgate.blog.drecom.jp/archive/325

2009年11月17日火曜日

[SOUTH AFRICA]Soweto Gospel Choir

南アフリカのSoweto地区の賛美歌らしいです。
一昔前の映画のエンディングに出てきそうな感じで欧州本土とは全く違った合唱の感動があります。
まずは紹介っぽい動画。
太鼓も入ります。
おなじみ"O Happy Day"。これ見せられるとメタボ・イズ・ビューティフル感すらあります。

[Turkey]Turkish Pops!

ギリシャ経由で知ったんですが(事前情報はいろいろありましたが…)トルコのポップスがあまりにハズレが少なく特にグルーヴ面でイカしてます。
宗教色が薄いというか、イスラムポップ100%な国よりもトラッドな要素の使い方が洗練されてますね。
引き続きdigります!

[KOSOVO]Kosovo Music

現在も政情不安が続く東欧コソボ。
民族的に不安定なので宗教的文化的にも不安定なのですが、そんなコソボの伝統音楽はどのようになっているのでしょうか。
教会が写ってますが宗教歌でしょうか、笛+太鼓+声グルーヴが凄いです。
こちらも同系列!楽器音は明らかにアジア系ですが…とにかくいい音楽ですね。

2009年11月15日日曜日

[GREECE]Greek Pop Music

ギリシャのポップスです!
ポップスのmix。結構いいのありますね笑
Turkish cypriot Singer "Ziynet Sali"だそうです。
トライバルさとモダンさのバランスがいい、かなり踊れそうです。
Turkish-GreekとかGreek vs Turkishの表記がある音楽が多いんですがなんなんでしょうか…歴史的には関係悪いみたいですが、仲良いのかな。

2009年11月12日木曜日

[PAPUA NEW GUINIA]Sounds from deeep island

インドネシアに並んで秘境を有するパプアニューギニア。
経済状況からあまり注目されることはありませんが、この国では村落単位での自給自足経済が数多く続けられており、従って民族音楽の宝庫でもあります(多分)。
宝庫ということはざっくり検索してもいいものが出てくると言うこと…いくつか見てみましょう。
自然に溶け込みそうな反復と響きの音楽。
こちらはダンス。木を叩くパーカッション?始めて聞く音です。
ポップス!めっちゃ楽しそう…

2009年11月11日水曜日

[SPAIN]Cantigas de Santa Maria

13世紀のイベリア半島に於いてレオン・カスティーリャ両国を統治し、学問や芸術・文化を手厚く庇護し賢王とうたわれたアルフォンソ10世が、当時イベリア半島で広まっていた世俗的な謡曲を編纂させた手稿本が「聖母マリア頌歌集(Cantigas de Santa Maria)」です。

その名の通り、歌の内容は聖母マリアへの讃歌となっているこの歌集に記された譜面を、後世の多くの研究家達が再現しようと試みましたが、研究者によって解釈が様々なために同じ譜面でも異なる編曲の演奏がCD化されているようです。
また「頌歌集」には400以上の譜面が納められており、現在でも全ての楽曲は音源として発表されているわけではないそうです。

Youtubeで"Cantigas de Santa Maria"で検索をすると音源や実際に演奏している動画が沢山出てきます。
なるべく短めで聴いていてもかったるくならなそうなものを中心にいくつか選んでみました。







もしもこういった音楽に興味を持たれた方には、廃盤で入手しにくいのですが「スペイン古楽集成」というシリーズがCDで出ているので、図書館などを探してみるといいかもしれません。

2009年11月9日月曜日

[INDIA]Indian Pop Music

はじめまして岸とか岸岸岸とか申す者です。以後お見知りおきを。
というわけで早速挨拶がてらにインドのおもしろポップスを少し集めてみました。

まずは有名どころですが間違いなく面白いのでしょうがないです。


本当は Naane Maharaja をご紹介したいのですが見つからないのでこちらをどうぞ。


なにやら女を追い掛け回していますが…


いやあパワフルです!


マイケルもビックリです。


こんな感じで楽しんでいただけましたでしょうか?今回は以上です。
次回からはちゃんとした民族音楽を紹介できたらいいなあと思っています。
チャオ!

2009年11月8日日曜日

[GRENADA]Grenadian Carnival

カリブ海諸島の南端に位置するグレナダ。
人口10万人くらいの国ですが結構音楽出てきますね!
まず、カーニバルの映像。これが圧巻。
訳が分かりません…
サウンドシステムが何かと一体化してる…音楽はかなりチャラいですね。
これはCarnivalの映像に音楽のっけてますが、かなりカッコイイです。
こちらはGrenadian musicですがNYぽいですね。

[USA]Modern Gospel?!?!

ゴスペル巡りをしていたら偶然見つけたんですが、これは一体……
今までに聞いたことのない緊張感のアンサンブル、スピリチュアルジャズっぽい構成、そしてcool極まりない説教…
最後2分くらいが圧巻です。
myspaceありました。
http://www.myspace.com/patrickriddickdvyneworship
ゴスペルの世界まだまだ深そうです。情報お待ちしてます。

[AFGHANISTAN]Afghan pops

アフガニスタンのポップスです。タリバン政権下では偶像崇拝禁止の一環で音楽も禁止されていたようですが、いまでは普通に音楽が楽しまれているようです。

特に前知識もなく集めてみたのですが、リズムに聴いたことのない訛りがあって驚きました。



おっさんの笑顔が気になって音に集中できませんが、たしかに変わったリズムですよね。
もうちょっと新しそうなこっちも訛ってます。



人気シンガーっぽいのですが普通に訛ってます。



伝統音楽もやっぱり訛ってました。



中には訛ってないのもあります。特にクラブミュージックやヒップホップはあんまり訛ってなかったです。

おまけ。ワキ音楽。

[CAMBODIA] The Pinpeat, Khmer Traditional Music

ピン・ペアトはカンボジア最古のアンサンブルであり、千年以上の歴史を有するアンコールの伝統音楽です。宮廷、寺院において日常的な儀式の場で演奏され、またカンボジアの影絵芝居であるスバエク・トムや舞踏の伴奏としても欠かすことのできない存在になっています。

竹製のシロフォンと金属製のゴングを中心とする編成でほかに竹製の笛、掌で叩く太鼓、金属製の小さなシンバル、二胡、サントゥールに似た打弦楽器などを用います。

小規模な編成によるもの


中規模以上の編成によるもの
↓part3まであります



今日においてもピン・ペアトは日常的に演奏され、寺院の周辺などでその演奏を聴くことができます。
ストリートにおける演奏ではしばしばシロフォンよりも二胡がメロディックな役割を担当します。


おまけ
カンボジアでは歌謡曲(カラオケ)もかなり人気があり、現地のテレビでも↓のような感じで歌詞字幕付きの番組が放映されています

柔らかいカンボジア語の発音と難解な文字字幕が組み合わさって独特の雰囲気があります。
歌詞の内容に沿っていると思われるコミカルなPVが付いたものもあって面白いです。

2009年11月7日土曜日

[BOTSWANA]Mogwana Dance Troupe

南アフリカの北に位置する内陸国、ボツワナの音楽です。
Mogwana Dance Troupeと呼ばれる一座(日本語資料なさそう…)はどうやらボツワナ周辺の民族におけるダンス・プロフェッショナル・グループで、祭事にてボデイパーカッションを駆使した音楽と踊りを披露するそうです。
とにかく映像こちら!
歌がめっちゃいいですね。。

2009年11月5日木曜日

[INDIA]Ghungroo in Kathak कथक

久しぶりにポストさせていただこうと思いきや、音楽ベースじゃなくて舞踊ベースでごめんなさい。

みなさんご存知の通り、印度は何かといえば踊ります。
今回紹介する動画も「映画の中の舞踊」ではありますが、「踊るほげほげ」とは違って伝統舞踊の王道の1つ、カタックダンスです。

カタックダンスは北印度の伝統的な舞踊で、旋回とパントマイムを中心にしたかなりアクティブなもので、「踊るほげほげ」系のダンスもベースはコレだったり、ちょっと古い時代の映画だと、印度の遊郭的なところで踊る、みたいな場面もよく見かけます。

このヘンでやっとこ音楽に結びつけていきますが、カタックに限らず印度の舞踊では踊り手の足に鈴が鈴なりになったグングルという飾りをつけ、音楽に合わせて、というよりむしろ、踊りつつも演奏の一部として鈴の音に緩急を入れて行くのです。

この映画のこのシーンは数ある劇中ミュージカルシーンの中でも(ワタシ的には今のところ最も)その鈴の音が脳内麻薬大量生産してくれますねぇ。あぁ、すみませんおかしな尺度でw

映像がちょっと荒いのが残念なトコなんですけどね、特に後半の、どんどんテンポが上がってくあたりがたまりません。



ちなみにこの映画はサタジット・レイという監督さんの1958年の作品「Jalsaghar (The Music Room)」という映画で、没落貴族が虚栄も手伝って破産寸前になっても自分の屋敷の音楽ルームでの催しを止められない、という内容だけあって、良質な伝統音楽演奏シーンが満載です。お薦めです。…と言いつつ長いことどこかでDVD入手出来ないかと網を張ってるものの全然手に入りません。

[CHAD]

一口にアフリカ音楽と行っても当然あの広大な大陸ですから東西南北に全く種類の違う音楽があります。
あまりにも謎な地域が多いので、まずは国名で検索しつつ未踏地域を探していこうと思います。
ということで中央アフリカはチャド共和国。
音質が悪すぎて全然分かりませんが、画像も含め雰囲気バツグンです。
これはどうやらポップスっぽい感じ。イスラムっぽいビート + 演歌という感じです。
ようやく通常のレコーディングを経た録音に辿り着きました。
探し方が悪いのかとも思いましたがやはり映像資料的空白地帯なのか、digり甲斐がありますね!

2009年10月31日土曜日

[IRELAND]Irish Set Dancing Music

「アイリッシュ・セット・ダンス」とは、通常4組のカップルが
一つのグループとして踊るアイルランドのフォークダンスです。
19世紀からいまのかたちに近いものができあがり、20世紀に
入り徐々に注目されるようになったようです。
非常に有名な「アイリッシュ・ステップダンス」とはまた別の
ダンスになります。

たくさんある「セット」には「"なんちゃら" セット」のように
それぞれのダンスの由来となった地名などから名前が付けられて
います。一つのセットのなかには「フィガー (曲・リズムの種類、
ステップや動き)」と呼ばれるいくつもの個別のセクションがあり、
それら各フィガーを順番に踊っていきます。

ではセット・ダンスで踊られ、演奏される様々なフィガーの曲と 
ダンスの映像を集めてみましたのでどうぞ。


これは「ポルカ」です。早い動きのなかにかなり強く足を
踏みならして踊っていますね。
"Borlin Set" から「フィガー 3. ポルカ」


「リール」という種類のフィガー。途中、2組ずつ輪になって 
回るのが踊りの特徴?"Cavan Reel Set" の全曲(フィガー1, 2)


もうひとつ。演奏もハイレベル。"Clare Set" からのリール、という
ことだそうです。



"The Sliabh Luachra Set" から「スライド」と
いう種類のフィガーらしいです。反時計まわりに
移動しながらさらに2人ずつで時計まわりに回る感じ?目が回る…



軽快、楽しい。これは「ホーンパイプ」というスタイルの
曲・フィガーだと思います…たぶん…(自信ないです)


余談ですが、最もアイルランドらしい音楽のスタイルと
言われる「ジグ」…それも入れたかったんですが、ダンス込みの
良い感じの映像を今回見つけられず断念…またの機会にします。

2009年10月30日金曜日

[BRAZIL]Conga

誰しも一度は見たことのある楽器、コンガ。
(ボンゴ・コンガとありますが、コンガはデカくて音の低い方です)
コンガ・ソロを集めました。ソロの場合、意外と訛ってる録音が少ないですね。
なんだこれは…
ビデオの早回しみてるみたいですがどうやらリアルタイム…
いい笑顔です。

2009年10月27日火曜日

[UZBEKISTAN]

今日はウズベキスタンです。
シルクロードの中心に位置する、日本に入ってくる情報のほとんどない国ですが(イスラーム、トゥルク語系が多いそうです)、音楽を検索してみたら非常に良かった笑
イスラームの影響がありつつ独特の乾いた質感があり、これはどういった経緯で生まれた音楽なのか?教えて詳しい人!
おまけ。ウズベクのダンサブルなポップス。

2009年10月26日月曜日

[ZIMBABWE]mbira

金物系の民族音楽といえばガムランが有名ですが、アフリカ南部のジンバブエにも素敵な金物系音楽があります。ショナ族が奏でるムビラです。



音数の多いオルゴールみたいな、清涼感のあるかわいい音。でも、元々は霊的な儀式で使われるトランスミュージックの一種だそうです。
ムビラは、親指ピアノやカリンバの仲間の楽器です。というと手のひらサイズの楽器を思い浮かべますが、結構でかいです。共鳴させるために丸っこいケースに入れて演奏しているようです。



ひざに乗せている楽器の大きさがわかるでしょうか。こうやってコーラスが入るとまた違った印象ですね。



こちらは口笛も入ってさらににぎやかです。途中、手元のアップが映るので、楽器の姿がよく見えます。
最後に録音がイマイチですが、パーカッションが入ったリズムの強い演奏も貼っておきましょう。



CDで聴きたい人は、ノンサッチのワールドミュージックシリーズから出ている「ショナ族のムビラ」がお薦めです。伝統音楽らしい素朴な演奏で、染みます。(あと安い)

[INDONESIA]Gamelan Gong Gede

インドネシアの民族音楽も膨大な量がありますが、その中のガムランから、大編成のもの(ガムラン ゴン・グデと呼ばれるらしいです)の映像。
最初、ガムランのあの不思議な音程をじっくり聴けるのかなりいいですね…観客盛り上がってる……
舞踏をじっくり見れます。ガムランで笛使われてるの、始めてじっくり聴きました。
音質ちょっと良くないですが、グルーヴィー!

2009年10月25日日曜日

[USA]Hawaiian Slack Key Guitar

"slack key" (スラッキー) とはハワイ語の "kī hōʻalu" を直訳したもので
「ゆるめられたキー」という意味らしいです。

スラッキーギターとはギターの演奏スタイルのことを指します。
ギターの弦は通常の調弦よりゆるめた、変則チューニングが使われ、
そのチューニングの種類もさまざまです。

この記事では特にアコースティックのフィンガーピッキングで
演奏されているもの、また Vocal 付きのものも集めております。

Led Kaapana の "Radio Hula"


画面左がLedward Kaapana 右でVocalもとっているのが
彼の姉の Lehua とのこと



Cyril Pahinui "Hi'ilawe"


とても有名な Keola Beamer ですが、残念ながらこちら音声のみです。


若き日の Keola Beamer がセサミストリートに出演、演奏していました。


Ray Kane

2009年10月24日土曜日

[MALAWI]Malawian Pops

南アフリカ近くのマラウィ、ポップスが楽しいので定期的に紹介していきます。
途中のお祭りっぽい映像がいい!
レゲー。レゲーなビートの曲けっこう多いです。
これはwww

2009年10月23日金曜日

[HUNGARY]Hurdy Gurdy

ハーディ・ガーディーという楽器があります。
構造上バグパイプの代わりに使われたりするらしいんですが、とにかく独特で魅力ある音なので聴いてみて下さい。
現在はハンガリーとフランスで主に利用されてるとのことで、ハンガリーでの演奏を集めてきました。
通奏低音がだんだん狂気っぽく聞こえてくる。。調性も特種ですね。
大量のハーディーガーディによる合奏。巻く手の早さでビートを付けられるんですね・


2009年10月22日木曜日

[PAKISTAN, INDIA]Qawwali

パキスタンから陶酔系の音楽で宗教歌謡カッワーリー(Wikipedia)ってやつを紹介したいと思います。(パキスタンは陶酔系が多い)
Nusrat Fateh Ali Kahn(Wikipedia) は世界で最も有名なカッワーリーの歌い手でした。(カッワーリーは世襲です。この辺りの伝統音楽は世襲が多いように思います。)

日本での公演の動画を見つけました。
Part 1

Part 2

演奏中に亡くなるって,,,

もう一つ

すごいエネルギーですね。歩くグルーヴ。

次はインドのカッワーリーから"Jaffar Hussain" という方を。

なんかすごいです。激情とはこのことか。すごすぎる。

[UK]Scottish Bagpipe

スコットランドのバグパイプ。
装飾音に特徴があるのは、バグパイプという楽器が構造上音量等の調節ができず、単調になるためその代わりに発達したからだそうです。
ちなみにバグパイプはスコットランドに限らず欧州各地で発展していて、地域ごとに音楽も異るそうです。
凄まじいところで演奏してる…
ハイテンポ。
かっこいい。。

2009年10月21日水曜日

[MADAGASCAR]Village and vanguards

マダガスカルの音楽をざっと集めました。

まずは、村の住民のみなさんによる歌唱。


ギター・マスター D'gary (デガリ) のライブ映像。


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フィンガーピッキングスタイルということはわかりますが

どう弾いてるんでしょうか…

10種類以上の変則チューニングを使いこなす、などと

よく言われてますが実際はそれほどの変態チューニングなどは

ほとんど使ってないようです。そういう部分で自己主張する

タイプの演奏家ではない気がします。


ギタリスト、シンガー Dama のビデオ。


Lolaというシンガーのビデオ。この曲中で聴かれるような

ギターサウンドは良いと思います。

ディープミュートしてコロンコロンという音を出しています。

"Stuffed(Stuffing) guitar" という、ギターのブリッジ部に詰め物をして

演奏するプレイヤーもいるようです。


今回最後の曲は勢いだけでこれにしました。


マダガスカルの音楽事情など詳細がわかりにくいのですが

また追々探していきたいです。

[BULGARIA]Bulgarian Voices

ワールドミュージック界ではお馴染みのブルガリア聖歌。
非常にカッコいい+音楽的な分析が容易にも関わらず西洋・ポピュラー音楽への応用が進んでない特種な音楽です。
僧院のドームを突き抜けて天に広がるようなポリフォニー!
生で聴きたい!!
ちなみに男声合唱はかなりアクが強くなります。別記事にてそのうち。

2009年10月20日火曜日

[PAKISTAN] Dhol - Pappu Sain



パキスタンはラホールでのダンマール(Dhamaal:Sufi Dance) ─ 日本語だと神秘主義舞踏とか恍惚舞踏とか言われてるみたいです ─ の風景。

ドールという太鼓の奏でるリズムは一定のリズムになっていて、 Mast Qalandar (マスト・カランダル:うろ覚えですが「陶酔させてください」的な意味)という言葉のリズムそのものが基本になってます。

この動画のドール奏者 Pappu Sain はパキスタン国内に留まらず海外でも有名な方で、日本にもたまーに来てるようです。あぁ、生で見てみたい。

ドールの後ろに見え隠れする青や赤の服を着てくるくる回ってる人たち(ダンサー)もドール奏者とセットで各地を回るそうです。一見漫然とくるくる回って見えるのですが、ドールのリズムや抑揚に合わせて微妙に踊りも変わるようです。

それらを取り囲んでるのはこのダンマールを見に来ている一般の人々(や招待した人々)ですが、彼らも演奏の状態によって陶酔に引き込まれ、時にトランス状態になったりします。