2009年10月31日土曜日

[IRELAND]Irish Set Dancing Music

「アイリッシュ・セット・ダンス」とは、通常4組のカップルが
一つのグループとして踊るアイルランドのフォークダンスです。
19世紀からいまのかたちに近いものができあがり、20世紀に
入り徐々に注目されるようになったようです。
非常に有名な「アイリッシュ・ステップダンス」とはまた別の
ダンスになります。

たくさんある「セット」には「"なんちゃら" セット」のように
それぞれのダンスの由来となった地名などから名前が付けられて
います。一つのセットのなかには「フィガー (曲・リズムの種類、
ステップや動き)」と呼ばれるいくつもの個別のセクションがあり、
それら各フィガーを順番に踊っていきます。

ではセット・ダンスで踊られ、演奏される様々なフィガーの曲と 
ダンスの映像を集めてみましたのでどうぞ。


これは「ポルカ」です。早い動きのなかにかなり強く足を
踏みならして踊っていますね。
"Borlin Set" から「フィガー 3. ポルカ」


「リール」という種類のフィガー。途中、2組ずつ輪になって 
回るのが踊りの特徴?"Cavan Reel Set" の全曲(フィガー1, 2)


もうひとつ。演奏もハイレベル。"Clare Set" からのリール、という
ことだそうです。



"The Sliabh Luachra Set" から「スライド」と
いう種類のフィガーらしいです。反時計まわりに
移動しながらさらに2人ずつで時計まわりに回る感じ?目が回る…



軽快、楽しい。これは「ホーンパイプ」というスタイルの
曲・フィガーだと思います…たぶん…(自信ないです)


余談ですが、最もアイルランドらしい音楽のスタイルと
言われる「ジグ」…それも入れたかったんですが、ダンス込みの
良い感じの映像を今回見つけられず断念…またの機会にします。

2009年10月30日金曜日

[BRAZIL]Conga

誰しも一度は見たことのある楽器、コンガ。
(ボンゴ・コンガとありますが、コンガはデカくて音の低い方です)
コンガ・ソロを集めました。ソロの場合、意外と訛ってる録音が少ないですね。
なんだこれは…
ビデオの早回しみてるみたいですがどうやらリアルタイム…
いい笑顔です。

2009年10月27日火曜日

[UZBEKISTAN]

今日はウズベキスタンです。
シルクロードの中心に位置する、日本に入ってくる情報のほとんどない国ですが(イスラーム、トゥルク語系が多いそうです)、音楽を検索してみたら非常に良かった笑
イスラームの影響がありつつ独特の乾いた質感があり、これはどういった経緯で生まれた音楽なのか?教えて詳しい人!
おまけ。ウズベクのダンサブルなポップス。

2009年10月26日月曜日

[ZIMBABWE]mbira

金物系の民族音楽といえばガムランが有名ですが、アフリカ南部のジンバブエにも素敵な金物系音楽があります。ショナ族が奏でるムビラです。



音数の多いオルゴールみたいな、清涼感のあるかわいい音。でも、元々は霊的な儀式で使われるトランスミュージックの一種だそうです。
ムビラは、親指ピアノやカリンバの仲間の楽器です。というと手のひらサイズの楽器を思い浮かべますが、結構でかいです。共鳴させるために丸っこいケースに入れて演奏しているようです。



ひざに乗せている楽器の大きさがわかるでしょうか。こうやってコーラスが入るとまた違った印象ですね。



こちらは口笛も入ってさらににぎやかです。途中、手元のアップが映るので、楽器の姿がよく見えます。
最後に録音がイマイチですが、パーカッションが入ったリズムの強い演奏も貼っておきましょう。



CDで聴きたい人は、ノンサッチのワールドミュージックシリーズから出ている「ショナ族のムビラ」がお薦めです。伝統音楽らしい素朴な演奏で、染みます。(あと安い)

[INDONESIA]Gamelan Gong Gede

インドネシアの民族音楽も膨大な量がありますが、その中のガムランから、大編成のもの(ガムラン ゴン・グデと呼ばれるらしいです)の映像。
最初、ガムランのあの不思議な音程をじっくり聴けるのかなりいいですね…観客盛り上がってる……
舞踏をじっくり見れます。ガムランで笛使われてるの、始めてじっくり聴きました。
音質ちょっと良くないですが、グルーヴィー!

2009年10月25日日曜日

[USA]Hawaiian Slack Key Guitar

"slack key" (スラッキー) とはハワイ語の "kī hōʻalu" を直訳したもので
「ゆるめられたキー」という意味らしいです。

スラッキーギターとはギターの演奏スタイルのことを指します。
ギターの弦は通常の調弦よりゆるめた、変則チューニングが使われ、
そのチューニングの種類もさまざまです。

この記事では特にアコースティックのフィンガーピッキングで
演奏されているもの、また Vocal 付きのものも集めております。

Led Kaapana の "Radio Hula"


画面左がLedward Kaapana 右でVocalもとっているのが
彼の姉の Lehua とのこと



Cyril Pahinui "Hi'ilawe"


とても有名な Keola Beamer ですが、残念ながらこちら音声のみです。


若き日の Keola Beamer がセサミストリートに出演、演奏していました。


Ray Kane

2009年10月24日土曜日

[MALAWI]Malawian Pops

南アフリカ近くのマラウィ、ポップスが楽しいので定期的に紹介していきます。
途中のお祭りっぽい映像がいい!
レゲー。レゲーなビートの曲けっこう多いです。
これはwww

2009年10月23日金曜日

[HUNGARY]Hurdy Gurdy

ハーディ・ガーディーという楽器があります。
構造上バグパイプの代わりに使われたりするらしいんですが、とにかく独特で魅力ある音なので聴いてみて下さい。
現在はハンガリーとフランスで主に利用されてるとのことで、ハンガリーでの演奏を集めてきました。
通奏低音がだんだん狂気っぽく聞こえてくる。。調性も特種ですね。
大量のハーディーガーディによる合奏。巻く手の早さでビートを付けられるんですね・


2009年10月22日木曜日

[PAKISTAN, INDIA]Qawwali

パキスタンから陶酔系の音楽で宗教歌謡カッワーリー(Wikipedia)ってやつを紹介したいと思います。(パキスタンは陶酔系が多い)
Nusrat Fateh Ali Kahn(Wikipedia) は世界で最も有名なカッワーリーの歌い手でした。(カッワーリーは世襲です。この辺りの伝統音楽は世襲が多いように思います。)

日本での公演の動画を見つけました。
Part 1

Part 2

演奏中に亡くなるって,,,

もう一つ

すごいエネルギーですね。歩くグルーヴ。

次はインドのカッワーリーから"Jaffar Hussain" という方を。

なんかすごいです。激情とはこのことか。すごすぎる。

[UK]Scottish Bagpipe

スコットランドのバグパイプ。
装飾音に特徴があるのは、バグパイプという楽器が構造上音量等の調節ができず、単調になるためその代わりに発達したからだそうです。
ちなみにバグパイプはスコットランドに限らず欧州各地で発展していて、地域ごとに音楽も異るそうです。
凄まじいところで演奏してる…
ハイテンポ。
かっこいい。。

2009年10月21日水曜日

[MADAGASCAR]Village and vanguards

マダガスカルの音楽をざっと集めました。

まずは、村の住民のみなさんによる歌唱。


ギター・マスター D'gary (デガリ) のライブ映像。


Découvrez Découvrez Mondomix.com, le magazine des Musiques et Cultures dans le Monde!

フィンガーピッキングスタイルということはわかりますが

どう弾いてるんでしょうか…

10種類以上の変則チューニングを使いこなす、などと

よく言われてますが実際はそれほどの変態チューニングなどは

ほとんど使ってないようです。そういう部分で自己主張する

タイプの演奏家ではない気がします。


ギタリスト、シンガー Dama のビデオ。


Lolaというシンガーのビデオ。この曲中で聴かれるような

ギターサウンドは良いと思います。

ディープミュートしてコロンコロンという音を出しています。

"Stuffed(Stuffing) guitar" という、ギターのブリッジ部に詰め物をして

演奏するプレイヤーもいるようです。


今回最後の曲は勢いだけでこれにしました。


マダガスカルの音楽事情など詳細がわかりにくいのですが

また追々探していきたいです。

[BULGARIA]Bulgarian Voices

ワールドミュージック界ではお馴染みのブルガリア聖歌。
非常にカッコいい+音楽的な分析が容易にも関わらず西洋・ポピュラー音楽への応用が進んでない特種な音楽です。
僧院のドームを突き抜けて天に広がるようなポリフォニー!
生で聴きたい!!
ちなみに男声合唱はかなりアクが強くなります。別記事にてそのうち。

2009年10月20日火曜日

[PAKISTAN] Dhol - Pappu Sain



パキスタンはラホールでのダンマール(Dhamaal:Sufi Dance) ─ 日本語だと神秘主義舞踏とか恍惚舞踏とか言われてるみたいです ─ の風景。

ドールという太鼓の奏でるリズムは一定のリズムになっていて、 Mast Qalandar (マスト・カランダル:うろ覚えですが「陶酔させてください」的な意味)という言葉のリズムそのものが基本になってます。

この動画のドール奏者 Pappu Sain はパキスタン国内に留まらず海外でも有名な方で、日本にもたまーに来てるようです。あぁ、生で見てみたい。

ドールの後ろに見え隠れする青や赤の服を着てくるくる回ってる人たち(ダンサー)もドール奏者とセットで各地を回るそうです。一見漫然とくるくる回って見えるのですが、ドールのリズムや抑揚に合わせて微妙に踊りも変わるようです。

それらを取り囲んでるのはこのダンマールを見に来ている一般の人々(や招待した人々)ですが、彼らも演奏の状態によって陶酔に引き込まれ、時にトランス状態になったりします。

[CONGO]Staff Benda Bilili

前回のTinariwenに続きまして,今回はコンゴのこれまた言わずと知れた"Staff Benda Bilili"を紹介したいと思います。

コンゴは数或る国のなかでも(お金とかそっち系の)貧しい国です。
メンバーは路上生活者でポリオ(小児麻痺)という病気で下半身不随の人たちです。
小児といいますが大人でも発症するそうです。
まずは動画を


まず目を引くのがこの車椅子。北斗の拳の敵みたいでかっこいい。
タンクトップの少年(17歳)自作の一弦楽器がこのバンドのキーの様な気がします。
ちなみにこの曲,JBの"Sex Machine"のカヴァー?だそうです。「ゲロッパ!」って言ってますね確かに。


これは"Polio"という曲です。すごいいい映像です。せめて英訳があれば。。

なんていうか,うまく言えないけど,たぶん音楽教育なんて受けてないだろうけどその土地に根付く土着のリズムでハンディキャップが在ろうとも,みんなを少しでもハッピーにしようっていうそういうのが本当に胸にくる。
「こういうのが本当の音楽なんだよ」とかいうわけのわからん陳腐な台詞は言わないけど,これは少なくとも僕の音楽観は少しいい感じになった。(いい感じって。)
うーん。ゲロッパ!

[MALI]Tinariwen

今日は土着系音楽(僕は勝手にそう読んでます)で最近グローバルに有名になったバンドを二つ続けて紹介したいと思います。

ご存知の方も多いと思いますが,まずはマリの砂漠のブルース"Tinariwen"です。


ちょっとドキュメンタリーチックになってますが,彼らの最新アルバム"Imidiwan"についてるDVDかなと思います。


うーん。歌詞でもうすでにうるっときてます。


うーん。改めて土着のリズムはすごいなと唸ってしまう。

よく見るとギターなんかは5,6弦辺りをずっと開放でならしてるんですよね。
うーん。ドローンだ。

[USA]Native American Songs

いま最も気になっている+圧倒的に情報がないのがネイティブアメリカンの音楽。
音楽としては割と知名度がありますが(映画などで)、とにかく音源がない!
のでどんどん掘っていきたいと思います。情報も欲しいです。
女声独唱。宗教性・儀式性・ドラマ性が薄いというか、自然と横並びになるような音がとてもいいです。
笛+太鼓+鳴り物。太鼓のビートがすごい……ストイックとかですらない、相槌みたい。
番外、十数年前に大ブレイクしたらしい人の曲。ナバホ族出身のシンガーだそうです。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5197780.html

2009年10月19日月曜日

[THAI]traditional music

音楽では意外と空白地帯(リリース的な意味で)のタイ伝統音楽。
なので探してみました。器楽 + 合奏。
ガムラン + 中国の方の旋律っぽい。。
地理的にも混ざってるんですかね。
こっちはかなりはっきり楽器見れます。ガムランっぽい。。
なかなかカッコイイです。全方位型の太鼓がアツい!

2009年10月17日土曜日

[CAMEROON]Baka, Rainforest Music

中央〜西アフリカ(カメルーン〜コンゴ付近)で生活するバカ(族)・ピグミーの音楽。
アフリカの熱帯雨林地方(乾燥地域のは太鼓と踊りで各地のものが出回ってますね)の音楽はなかなか入手が難しいんですが他に劣らずやはり良い。ので集めていきたいです。
声 + 簡易打楽器。↓のしっかり録音されてるやつがホントいいです。

[UKRAINE]Gipsy punk

偶然にもミクスチャー物が続きますが、ちょっと東に行きまして、東欧のジプシーパンクです。
流浪しながら土地土地で独自の音楽文化を築いてきたジプシー(=ロマ)音楽ですが(フラメンコもその流れを汲んでいます)、その芸人根性と雑食性は今も健在です。

ロマの血がパンク/ロックと融合したのがこのあたりの音。ここで紹介するバンドの国籍はいろいろですが、最初に紹介するGogol Bordelloのリーダーの出身国から、記事タイトルにはウクライナとつけています。



ジプシーパンクといえば Gogol Bordello です。リーダーはウクライナ出身のEugene、バンド自体はNYで結成されたみたいです。この曲はかなりパンク色が濃いのを選びましたが、それでもアコーディオンの使い方や間奏のフレーズからロマの匂いがぷんぷんします。



並んで定番なのが、こちらの Emir Kusturica & The No Smoking Orchestra 。旧ユーゴ出身です。映画監督のエミール・クストリッツァ監督がメンバーとして参加。去年は来日公演もありました。こちらはもう音からモロジプシー。余談ですが、私がジプシー音楽を聴き始めたのは監督の映画「アンダーグラウンド」を見て衝撃を受けたことがきっかけです。

以上の2バンドが定番な感じですが、せっかくなのでお薦めをもう1グループ。



Boom pam はイスラエルのバンド。ジプシー+サーフロック、なんて言われることが多いみたいです。

ジプシー音楽周辺はクラブミュージック界隈にもおもしろい音が多いので、そのうち改めてご紹介します。

[Spain]Flamenco Pops

 私の周りでは超有名なOjos De BrujoなどのFlamenco Popsの紹介です。

 実はFlamencoにカホンというパーカッションが導入されたのはかなり最近で、Poco De Luciaという天才ギタリストが70年代くらいに導入したものなんですね。Flamenco自体は昔からあったし(とは言っても一応18世紀末くらいということになっているが)、手拍子も足踏みも入っていたので、カホンの導入のこの遅さは驚き。で、カホン以降Flamencoはポップスに応用できるように徐々になっていったのだろうな、というのが私の適当な見解です。

 ということをなぜ言ったのかというと、Ojos De Brujoの音づくりがFlamencoのフォーマットのままリズムを強くした感じだからなんですね。たぶんそこにはPaco De Luciaのカホン導入の影響は強くあっただろうと。

 ちなみに、最近の話(90年から00年代?)としては、Jerry Gonzalezというコンガ/トランペット奏者がスペインで演奏しまくって、カホンの次の衝撃をFlamenco界に与えたらしいです。そんなに衝撃を与えたかはすごくあやしいんですが(笑)、少なくともキューバなどのラテン音楽とのミクスチャーは進んでいるらしく(Jerry GonzalezはAmerican Claveから1stを出しているラテンミュージシャンですね。カジェ54というラテンジャズ映画にも出ているし)、Ojos De Brujoはキューバの若手ミュージシャングループのInteractivoと仲が良いというか、メンバーが割とかぶっていたりします。

 Flamencoとラテン音楽との楽器的な共通点がかなり少ない(ラテン音楽にはギター無いし)にも関わらず、こうも簡単に一緒にやってしまうあたりに、新たな大西洋文化圏の存在が浮かび上がってくるような気もしますが、キューバ史にもスペイン史にも詳しくないので、これは課題ということで。

 いろいろ書きましたが、とりあえず映像を張っておきます。





ちなみにOjos De Brujo以外は結構音づくりは普通ですが、歌がFlamencoです。




こっちは音づくりが割とFlemanco。



最後にJerry Gonzalezです

2009年10月15日木曜日

[New Zealand]roots reggae / dub

 とても不思議な話というか、日本からだとまったく理由がわからないんですが、ニュージーランドには結構レゲエバンドがいるらしく、しかもどれもかなりかっこいいんですね。とりあえずよく話に聞くのはルーツレゲエバンドが多いんですが、ダンスホールもあるのかな。
 というわけでニュージランドのルーツレゲエ/ダブバンドを紹介します。



Fat Freddys Dropはオーストリアに住んでいた友人におすすめされました。
新譜はネオソウルっぽいです。レゲエとソウルの距離の近さもニュージランドのわからないところ。



元気な感じのdDub。バンド名にダブといれているのにポップ…。
ダブという文化の許容のされ方も違うんだろうな。




しっかりダブでUKニュールーツシーンとも交流のあるsalmonella dub。
普通に有名らしいです。この音で有名なの?と思いつつ、マッシブアタックもいるしなぁ…。




最後に普通にルーツレゲエなKatchafire。ハワイのチャートにも入るほどの人気らしい。



 というわけで、最終的にはハワイ含め、オセアニアあたりの謎のレゲエ盛り上がりを感じました。
ボブマーリーが偉大なのか、レゲエの音楽的な許容量の広さなのか?

ビルラズウェルの悪影響かもしれません

2009年10月13日火曜日

[INDIA]Indian Hip Music

インド料理屋行くと巨大ディスプレイでポップスのPVが流れ続けてることが頻繁にありますが、
それよりもうちょっとチャラいPVを探しました。意外とあるもんですね、、
逆に男女の団体が踊るトラディショナルな?ポップスのPV探すのが難しいです。
↑のビートがいい!
高音質なのないかな...

[JAMAICA]Dancehall Gospel

 ジャマイカ連続更新ということで、ダンスホールゴスペルです。
 これはMighty Mules Bookstoreという素晴らしいレゲエ紹介サイトで知ったんですが、あまりにすごかったので、とりあえずYouTubeだけ貼っておきます。詳しい説明は各自サイトにアクセスしてください。
 とりあえずダンスホールのトラックで福音を叫ぶということらしいです。PVのチープさがやばい。

[JAMAICA]Jamaican Calypso

ジャマイカといえばレゲー。
ですが、カリブ海付近ということでジャマイカにもカリプソがあります。
ジャマイカの歌心・グルーヴとカリプソが融合すると、、、

2009年10月12日月曜日

[SIBERIA]Nganasan tribe

寒くなってきたので今回は寒い地方にひとっ飛び。

今回ご紹介しますのはシベリアの最北の地に暮らします,ヌガナサンという民族です。
人口は約1300人と小さな部族。
自然に対する畏敬の念から生まれたシャーマン儀礼はすべての芸能の根源ともいわれていますが,
彼らも例外ではなく,片面の枠太鼓を叩きながら忘我状態で上中下の三回を飛び回り悪霊と戦うのだそうです。
気合いはいっててソウルフルです。

ただ,ここまで紹介しときながら肝心な動画がほとんど見つからなかったんですが,


ヌガナサンの女性の喉声シンギングです。民族音楽と喉声,もっと言えば倍音は本当にきっても切れない関係なんでしょうね。



これは"The Shaman"というドキュメントフィルムのトレイラーのようですが,これでヌガナサン族が取り上げられています
この重厚な衣装,厳格な雰囲気。命をかけた祈りといっても過言ではありません。
心に響かない訳がありません。

なんか民族音楽紹介っていうより民族紹介みたいになってしまいました。。

2009年10月11日日曜日

[ISRAEL]klezmer

クレズマーはイスラエルの伝統音楽です。バンドで演奏され、楽器の編成はさまざまですが、クラリネット、フィドル(バイオリン)、アコーディオン、ブラスセクションなどがよく出てきます。



スローテンポなバラードっぽい曲から、クソ速い曲芸みたいな速弾きまで、幅広いです。
日本人に馴染み深いところでは、フォークダンスの「マイムマイム」はイスラエル民謡ですね。



グラミーのワールドミュージック部門を受賞した Klezmatics が有名です。他にはde amsterdam klezmer band は東欧クラブミュージック界隈との親交もあり、おもしろい動きを見せています。



このクレズマー、ルーマニア周辺のいわゆる「ロマ音楽」と酷似しています。地理的に近いので似ているのは仕方がないですが、どうにも似すぎていて、少なくとも私は音だけではどちらか言い当てることはできません。

そんなわけで今日ほんとうに紹介したかった動画はこれです。ロマとユダヤ人のバンド対決。



いやー、すごい。
黒っぽい服がユダヤ人、いかにも民族衣装という感じの派手な服がロマです。この映画(リンク)のワンシーンのようです。

[MONGOLIA]Folk Songs

モンゴルといえばホーメイ(口の中で共鳴させる歌唱法)を連想しますが、それ以外の歌も良いです。
↑こういう感じで無伴奏で歌ってる映像もっと探したいですね、、
モンゴル滞在中に遊牧民のおっさんが馬に乗って羊追いながら歌ってた歌も素朴ここに極まれりという響きで落涙ものでした。

[MAROC]Gnaoua(Gnawa)



モロッコのグナワという音楽です。

グワナの特性は,モロッコというアラブ社会で極めて黒人色の強い回教団ということです。
シャーマニズムな匂いがぷんぷんします。
この叩き付けるように弾いている弦楽器は多分"グンブリ"だと思いますがこの辺のは形がよく似ていて素人には見分けがつかない。
しかし魅力的な楽器だ。

[JAPAN]Modern Koto Performance!

via. @suzueri
琴。音程が限られてるなという印象があったんですが(邦楽の中では詳しくない楽器でした)、こうやって解決してたんですね、、
さらに中能島欣一さんという方をご紹介頂きました。
こちらで録音が聴けます。
緊張感 + 流速がすごい、、日本の風景(川の上流みたいなとこ)をそのまま音楽にしたようです

2009年10月10日土曜日

[SURINAME]Suriname Band Sounds

今日は南アフリカ大陸北東のスリナムから。
結構カリブな感じなんですね、
NYでのバンド演奏。聴いたことないビート感!間がグルーブしまくり。カッコいいなー。途中のビートチェンジから圧巻だけどちょっと音質悪いですね。
フュージョンというか向こうの音楽が16ビートジャズを取り入れてる感じ?冒頭のパーカッション格好いいです。
ベースがなんか知らんけど凄い

[MALAWI]Choir, and HipHop

マラウィの音楽。
子供達の合唱とヒップホップ!
いい音楽とアットホームな感じのPVで楽しく踊れそうです。
Good music and hand-made PV make us happy.

malawianmp3.comなるサイトを発見しました。

2009年10月9日金曜日

[TUVA]Tuvan throat singing! 2

via. @nomolk
モンゴル辺りでホーミーっていうと中国っぽい?楽団と一緒にやってる音がたくさん出てくるんですけど、
tuvaのこの深〜い感じは一体どこから来るのか……
寒いからでしょか。

[RUSSIA]Siberian, Shamanic Music


二つ目の動画は詳細不明ですが...
北方の音楽は母数が少ないので探すのが大変ですね。

[TUVA]Tuvan throat singing!

か、かっこいい、、
Tuvaって民族音楽でよく見るんですが場所が分からなかったので調べました。
モンゴルの北西あたりに位置してるんですね。
それにしてもgroovyだ...

[JAPAN] "The Sea of Spring" 尺八 & 箏 - 春の海 shakuhachi & guzheng

日本人にはおなじみの曲ですね。
「春の海」は作曲1935年と比較的新しい曲です。

「『春の海』が有名になったのは、フランスのヴァイオリニストのルネ・シュメーとともに演奏したレコードによってである。来日したシュメーが『春の海』を気に入り、尺八のパートをヴァイオリンで演奏したものを録音したこのレコードは、日本、アメリカ合衆国、フランスで発売された。 『春の海』は宮城が西欧の音楽に影響を受け作曲した作品で、伝統的な近世邦楽ではない。しかし日本的な気分を色濃く反映している。」

"Haru no Umi (春の海, The Sea in Spring) is a Meiji shinkyoku piece for koto and shakuhachi composed in 1929 by Michio Miyagi. It is Miyagi's best known piece and one of the most famous for the koto and shakuhachi instruments. Miyagi composed the music from his childhood image of the sea of Tomonoura that he saw before he lost his eyesight."