2009年10月26日月曜日

[ZIMBABWE]mbira

金物系の民族音楽といえばガムランが有名ですが、アフリカ南部のジンバブエにも素敵な金物系音楽があります。ショナ族が奏でるムビラです。



音数の多いオルゴールみたいな、清涼感のあるかわいい音。でも、元々は霊的な儀式で使われるトランスミュージックの一種だそうです。
ムビラは、親指ピアノやカリンバの仲間の楽器です。というと手のひらサイズの楽器を思い浮かべますが、結構でかいです。共鳴させるために丸っこいケースに入れて演奏しているようです。



ひざに乗せている楽器の大きさがわかるでしょうか。こうやってコーラスが入るとまた違った印象ですね。



こちらは口笛も入ってさらににぎやかです。途中、手元のアップが映るので、楽器の姿がよく見えます。
最後に録音がイマイチですが、パーカッションが入ったリズムの強い演奏も貼っておきましょう。



CDで聴きたい人は、ノンサッチのワールドミュージックシリーズから出ている「ショナ族のムビラ」がお薦めです。伝統音楽らしい素朴な演奏で、染みます。(あと安い)

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